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【EXO-CBX MAGICAL CIRCUS TOUR記念】めざせ!THE GREATEST SHOWMAN!=10

2018.06.15 09:00|めざせ! THE GREATEST SHOWMAN!

生活スペースとなっている小さなテントの中に、3人が一緒に眠る大きなベッドが置かれている。そのベッドの上で3人は向き合っていた。

「チェン!リッチマンスホとディオさんのことってなんだよ?俺がパオとガオのところに行ってる間に何かあったのか?」

シウミンが口にしたことは少々デリケートな問題なので、ベッキョンはまずチェンが言ったことに反応を示した。
するとチェンは元々下がり気味の眉をさらに下げると、少し言いづらそうに口を開いた。

「なんだか俺、不必要なモテ期に入ったらしい。」

まるで聞いたことの答えになっていないチェンの答えに、ベッキョンは勿論シウミンも首を傾げた。
それもそうだろう。まさかあの2人からチェンに対して下心があるという発言をされたなど、ベッキョンとシウミンは想像すらできないはずだ。

「だから!分かり易く話せって!」

だから可愛く小首を傾げていたが、どうやってもその答えに辿り着くことはできず、ベッキョンは痺れを切らしたように言い放った。
そんなベッキョンをシウミンは「まぁまぁ」と取り成したけれど、やはり「で、なんなんだ?」とチェンに聞いた。

「だから!」

これまで色恋沙汰にはとんと縁のなかった3人。それがやっと、と思いきや、まさかの相手が男とか、チェンはがっくりくるしかなかったのだ。
しかも隠しておくこともできず、だからといってそれをここでシウミンとベッキョンに言わなければいけないのは、「なんて事だ!」と叫びたいくらいだった。

それでもチェンは意を決し、自分が見たまま聞いたままのことを2人に話した。

「ディ、ディオさんとリ、リッチマンスホ、2人に言い寄られた~?」

実際は言い寄られてなどいない。下心があると言いながら、まるでその相手のチェンは無視して、別の意味で2人の世界だった。だから余計にチェンとしては複雑なのだ。
そして結局、対峙する2人をその場に残し、チェンはそっと逃げてこられたのだから。

「…言い寄られ…てはいない。ただ下心が云々っていう話しを、あの2人がしてただけで…。」

だからといって、あの2人のうちのどちらかと、というのも考えられない。だからもうこの話もいいかと思うのだが、気がつくと隣にいるシウミンが、どうにも怪しい動きをしている。

「兄さん?どうかした?」

体育座りをし抱えた膝の間に顔をぐりぐりと押し付け、何かを小さく呟いているシウミンに、チェンはそう声を掛けた。するとそれまでただ驚いていただけだったベッキョンもシウミンを見た。そして両隣にいる弟たちはシウミンの耳が真っ赤なのに気づく。

「「兄さん?どうしたの?耳が真っ赤だよ!」」

やはり本当の兄弟以上の…以下略

弟たちの綺麗なユニゾンにシウミンは膝から顔を上げた。するとそこに現れた顔も耳同様に真っ赤だった。
そして2人の弟の顔を交互に見ると、再び顔を膝に隠しながらぼそりと呟いた。

「…俺…キス…しちゃった…」

一番色恋から遠いかもと思っていた兄からの言葉に、弟2人は一瞬目をぱちくりとさせた。そしてシウミンの言った言葉を理解し、一度ゴクリと唾を飲み込むと、その場面を想像してしまった。しかし正直、その相手がまったく想像できなかった。

「「ええ~!兄さん?誰と?」」

だからこの問いは御尤で、けれどどう答えていいのかわからずシウミンは、膝から顔を上げることができなかった。




~続く~


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