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【EXO-CBX MAGICAL CIRCUS TOUR記念】めざせ!THE GREATEST SHOWMAN!=32

2018.07.15 09:00|めざせ! THE GREATEST SHOWMAN!

さすがに王子である。
5人の後ろにはボディーガードらしき数人も付いて来ていた。
とはいえ、この国は今は諍いや争いは抱えていない。近隣諸国とも友好的な関係を築いており、王子が命を狙われることはまずないと言ってよい。

「…凄いですね。本物のボディーガードなんて初めて見ました。」

ただでさえ見目麗しいセフン王子にドキドキしていたシウミンだが、物々しい格好のボディーガードには、また違ったドキドキを感じ、そんなことを言った。
その言葉にセフン王子はボディーガードを少しだけ振り返り、少し困ったような笑顔で小さな声で囁くように言った。

「あれは、誰かに狙われた時の為のボディーガードではなく、僕たちが逃げ出さない為のボディーガードです。」
「ええ?」

シウミンは驚き思い切りボディーガードに振り向いてしまった。するとそのうちの1人とばちりと目が合ってしまい、なんとなく睨まれた気がした。

―――俺、別に何も悪いことしてないのに…

そんなことを思いながら、シウミンがそっともう一度後ろを振り向くと、確かに屈強そうなボディーガードは周りなどは気にせず王子たちだけを見ている気がした。

「僕たちの父親には100人の子供がいるんです。」

そうやって後ろを気にしていたシウミンにセフン王子が話しかけてきた。しかもその言葉にまたしてもシウミンは驚くしかなかった。

「ひゃ、100人?」

だからそう言って横に並ぶセフン王子を見上げた。やっぱり背が高いな、なんて思いながら、こちらを見てくるセフン王子から慌てて顔を逸らした。

「はい、ちなみに僕は94番目の子供で、僕の下には姫しかいませんから、僕は男兄弟の中では末っ子なんです。」
「へ~」
「正直、お城は退屈です。だから兄たちは脱走するんです。」
「あ~それでボディーガード?」
「でも父さんは好きなことをしていいって言います。お城に残したいのは母親の方なんです。でも残ったところで僕なんて94番目の子供ですよ?王位継承権なんて廻ってくるわけがない。」
「王子様って大変なんだな…」

話しは聞いているが、もうセフン王子を見上げることはできなかった。俯き加減に歩きながら、シウミンはぼそぼそと短く返事を返すのが精一杯だった。
しかし次にセフン王子の口から出た言葉に、シウミンはこの日一番の驚きでセフン王子を見上げてしまった。

「とはいっても、お城を出たら出たで、それも大変だと思います。チャニョル兄さんのように才能があればいいけど。」
「ええ?チャニョル?兄さん?チャニョルってあのチャニョル?」
「はい、こちらにいますよね?吟遊詩人のチャニョル。チャニョル兄さんは父さんの61番目の子供です。」

―――まーじーかー

もうシウミンは言葉が出なかった。ただただ驚きでセフン王子を見開く目で凝視するしかできなかった。
しかもセフン王子から出る驚きの言葉は、さらに続くのである。



~続く~


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